運命聖戦第四十一章_ストーリー
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ララ |
君影さん似たヴァンパイアを見かけたのはこの辺なんですね、愛ちゃん。
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愛 |
間違いないです!ウリさんというヴァンパイアが襲われていたんです。
その方はハッした様子でどこかへ行ってしまったんですが…。 |
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ララ |
ウリちゃんは唯月ちゃんの力で生きているヴァンパイア、なんですよね?
闇に囚われた魂が~とか、人形を造った~とか唯月ちゃんが言っていて 私にも詳しい事は分からないんですが…。 とにかく唯月ちゃんの元に戻ろうとしたのかもしれませんね。 それにしてもどうして君影さんが…。 …はい。青聖の教団での戦いの時に君影さんは亡くなったはずです。 ヴァンパイア化してもなお、親友である貴方の血を口にしないと…自ら銀弾を込めた銃で……。 貴方は気を失っていましたが、私は君影さんの最後を見ていました。 愛ちゃんが見た君影さんに似たヴァンパイアが本物とは思えませんが、 君影さんをずっと慕って、命を懸けて教団から救おうとした愛ちゃんが見間違えるとも思えません。 それに愛ちゃんの瞬間記憶はとってもすごいですから…! いました、君影さんですっ! |
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丞 |
お前たち…どうして……ココにいる?
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ララ |
…ッ!?その姿は…。
たしかに顔つきは君影さんですが…人形のような腕、ひび割れた肌。 まるで……あっ、待ってくださいマスターさん! |
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丞 |
ああ、良かった…ちゃんと生きていたんだな。
今、俺が…。 くっ…血の香り…馨しい……アァ。 俺ガ、助けテ…やるから、な…! ウオオオオオオオオオオオオ…ッッッ!! |
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ララ |
きゃあああっ!?ま、マスターさん!大丈夫ですか!?
そんな…どうしてですか君影さん! マスターさんの血は何があっても口にできないと言っていたのに… 自らの命を捧げるほど守りたい、大切な親友なんじゃないんですか!? |
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??? |
そう、それくらい大切だから蘇ってその血を口にしたんだよ。
ほらルチナ、聖なる血。僕もそろそろ完成した器が見たいなぁ。 |
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ルチナ |
四術師である貴方に協力してもらえて助かったよ、斎部。
本当はもう少しあるとありがたいけど…。まあ、なんとかなるかな。 |
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ララ |
ルチナさん!?それに四術師って…。
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ルチナ |
やあプリンセス、私達からのプレゼントは気に入ってくれたかな?
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ララ |
プレゼントって…君影さんの事を言っているんですか?
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ルチナ |
そうだよ。まあ、そこにいるのは君影の魂を利用して作った贋物だけどね。
『ヴァンパイアの祖』の器を作る過程で生まれた優秀な人形だよ。 |
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ララ |
亡くなった人の魂をこんな事に使うなんて酷いです…!
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依都 |
ふーん。ヴァンパイアのお姫様って話に聞いていた通り、本当に頭の中がお花畑なんだねぇ。
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ララ |
え…? | |
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依都 |
キミ達がそうやって理想を語って意地を張ってるから争いがなくならないんだよ。
パパーっと強い存在が世界を統一しちゃえば争いなんて起こらないのに♪ |
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ララ |
あっ、マスターさんまだ起き上がっちゃ……っ、そうですね!
斎部さんと言いましたね。たしかに強い力で世界を支配すれば、争いは減るのかもしれません。 でもそんな世界は長くは続きません!いずれ誰かが耐えられなくなります。 それに、誰かに強いられているばかりの世界で歩む事を生きると言えるんでしょうか…? 互いの意志を示して、ぶつかり合う時は争い以外の解決方法を考える。 種族関係なくそういった生き方をする事が私達はできるはずです! |
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依都 |
そんあ風に聞こえのいい理想ばっかり並べてさ~、
繰り返されてきた歴史も目の前にあるのも争いが絶えない世界じゃないか。 争いに全てを蝕まれた魂の悲鳴を聴くのはもう、うんざりだよ…。 さぁて、聖なる血を持つ人間。できればキミの血を多量に持って帰りたいんだよね。 だから今ここで死んでほしいんだ。 君影くん、せめてキミの手で殺してあげなよ…♪ |
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丞 |
はァ…ハァ……ッ!戦況を見て魔術団のヤツらも早々に去ったか…。
クッ。はは…さすが、俺の親友だ。 戦闘に特化した器に入れられたはずなのに、お前には敵わない…な。 |
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ララ |
それだけじゃないんじゃないですか…?
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丞 |
……。 | |
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ララ |
私には、君影さんが自身を弱らせるためにわざと力を開放しているように見えました。
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丞 |
フッ…買い被りすぎだ、プリンセス…。
ここにある、俺の魂は…あの斎部とかいうヤツに手を加えられ、ほとんど自由がきかない。 |
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ララ |
そんな…! | |
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唯月 |
くっはっはっは!私は闇を纏いし悪魔、我が同胞のため…って、あれ?もう戦いが終わってる…?
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ララ |
唯月ちゃん!?どうしてここに…あ、もしかしてウリちゃんが呼んでくれたんですか?
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唯月 |
う、うん…プリンセス達が危険だからって聞いたから。
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ララ |
実はかくかくしかじかで……。
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唯月 |
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丞 |
両方、だ…。 | |
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唯月 |
きゃあああ!?しゃ、しゃべった!!
あ、そっか…操られてるから自由がきかないんだっけ。 |
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丞 |
お前、ネクロマンサー…なんだな?
それなら、この人形に縛られた俺の魂を開放する事は…できるか…? |
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唯月 |
できない事もないけど…。
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丞 |
なら早くしてくれ…。俺を作ったのは魔術団だ。
封印されているとはいえ、この躰に何が仕掛けてあるか分からない…。 もう、親友を傷付けたくない……。 |
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唯月 |
…あなたも、同じ考えなの…?
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ララ |
マスターさん……。
私からもお願いします! 君影さんの意志に反する形で、魂だけ現世に残り続けるのは…あまりにも残酷です。 |
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唯月 |
プリンセス…。
ならば刮目せよ!私の瞳に刻まれた暗黒歴史が闇の力を増大させ、この者を開放へ導く!! |
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丞 |
ハァ…まったく。お前の周りは、騒がしい…連中が多いな…。
…フ、そんな顔をするな…。お前が気に病む事は一つもない…。 志尊にも伝えてくれ…。戦いの後、疲れて…倒れていただろう。 俺の魂はお前達によって救われた…。 ……。 なあ、親友…。 …どんな形だったとしても、俺は…お前の味方、だ……。 |
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ルチナ |
闇オークションで手に入れた、純血のヴァンパイアの骨…
プリンセスの苦しみを取り込んだ蝋… あの人間から手に入れた聖なる血… これでもダメだね…。この器じゃヴァンパイアの祖の魂を受け入れ、器に収めておく事ができない。 やはり多量の聖なる血が必要だ。あの人間以外だと…ん? なんだか魔術団の内部が騒がしいね…。 |
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