孤独の森と星の瞬き_LVストーリー

Lv1
――!!…『フォルトゥナ』、どこにいるの!?お願い、出てきて…!
きゃっ!?誰!?やだ、来ないで…!あたし、何もしない!何もしてないっ!!
……あたしを傷付けるわけじゃないの?……そう…、良かった…。
そうだ!フォルトゥナ、あたしの大切な…。探さないと!
あたしを守る為に、『アンシーリーコート』の攻撃を受けて、闇に囚われてしまったの!
ああ、また同じことの繰り返し…あたしが弱いからみんなが傷ついてしまうの!!
…一緒に、探す?あたしの力が必要…?
……わかった。あたしに何ができるか分からないけど…、フォルトゥナを救いたいから…。
あたしはミナス・マギア…。混血、だから……。
アンシーリーコートの主は魔力を具現化し、従える力を持っているの。
話したことはないけど、見たことはある。その子に頼めばフォルトゥナの闇を払えるかもしれない。
フォルトゥナ、どうしてあたしなんか守ったの…?あたしはあなたを……。
…うん、行こう。
イベントページ フォルトゥナ、どうしてあたしなんかを守ったの?
フォルトゥナを探さなくちゃ…。
あなたたちはあたしを傷付けるわけしゃない…?
純血のヴァンパイアが怖いの…。
混血のあたしにできることなんてあるかな…。
Lv15
血も種族も関係ない…そんな世界があればすごく幸せだと思う…。
あたしは人間と、純血のヴァンパイアの間に生まれたの。パパもママも大好きだった。
人間のパパはヴァンパイアのママを愛して、死んじゃうかもしれないのに、ママと一緒にいるために、
ヴァンパイアになることを選んだんだよ。
パパは、ヴァンパイアになってたくさんたくさん魔法のお勉強をしたんだって。
それでね、フォルトゥナを召喚して見せてくれたの!その時からフォルトゥナとはずっと一緒だった。
あの日までは……。
イベントページ 混血のあたしにできることなんてあるかな…。
共存世界…、幸せな世界だと思う。でも現実は……
パパはヴァンパイアになることを選んだ人間なの。
あたし、パパもママも大好きだった…本当に…。
あの日、あたしは全てを失ったの……。
Lv35
あたしは、この森から出ることを許されていなかったの…。
パパもママも外の世界は危険だって言ってたけど、あたしにはそれが理解できなかった…。
だって人間だったパパも、ヴァンパイアのママもすごく幸せそうだった!
森の動物たちも魔物のフォルトゥナもとっても仲良くて…この世界に危険なんてないと思ってたの。
だから…あたしは…森の外へと出てしまった…。
ママが結界を作ってまで大切に守っていたあたしたちの生活を、あたしが壊したの!
…外に出たあたしの目の前に、純血のヴァンパイアが現れたの。
そのヴァンパイアはママが好きなんだって。だから…パパもあたしも…ママも許せないって…。
人間だった混血のパパが、ママと暮らすのは許されないことだって言ったの…!
どうして!あんなに幸せな時間だったのに、何が許されないことなの…?
でも、そう思っても怖くて、何も言えなかった…。
その後のことはあまり覚えてないの。パパとママが来てくれて、真っ赤な世界が広がって…。
気づいた時には、あたしの世界は真っ暗になってた。
ひとりぼっちの世界。
声をあげてたくさん泣いて、でも…それでも…あたしの声は誰にも届かない…。
イベントページ あたしが森を出たせいでパパとママは…!
そのヴァンパイアはずっとあたしたちを狙ってたの。
パパとママがいなくなって世界は真っ暗になった…。
あたしはひとりぼっちになったの…。
ただ幸せだったあの日々はもう戻らない…。
Lv50
…あたしはずっとひとりで真っ暗な世界を歩いていた…そう思っていたのに…
なんでちゃんと見なかったんだろう。いつもそばにいてくれたのに、なんで…。
フォルトゥナはいつもあたしのそばにいた、ひとりじゃないよって言ってくれてたのに…
両親を亡くした悲しみから、あたしはフォルトゥナの存在まで消していたの。
う…ひっく、ごめんなさい、フォルトゥナ…。
こんなあたしを守ってくれてありがとう。
あなたはあたしの大切な家族…大好きだよ。
…マスターさん、あなたはあたしの光だよ。
何も見えてなかったあたしに、大切なものを気付かせてくれた…。
この森を出て、あたしは生きていく。もちろん、フォルトゥナと一緒に。
だけど、まだ不安はいっぱいだから…、あなたも一緒がいいな。
…なんて、本当はそんな理由じゃなくて、あなたとただ一緒にいたいだけ…。
大好き。えへへ♪
イベントページ パパ、ママ、あたしはもっともっと強くなる…。
あなたとずっと一緒にいたいな…。
フォルトゥナはあたしの大切な家族だよ。大好き。
フォルトゥナはいつもそばにいてくれた…。
あたしはひとりぼっちじゃなかったんだね…。

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