運命聖戦第十八章_ストーリー

ララ
ついにヴァンピール公爵との決戦の時です!
レッドシャドウの暴走を止める為にも、この戦いは絶対に負けられないです!!
ヴァンピール
怒ったララちゃんも可愛いねぇ…でも俺はやっぱり泣いて命乞い姿が見たいけどねー。
ララ
きゃぁああああ!!!ヴァ、ヴァンピール公爵…!!
みつば
…誰も、傷つけさせない…。
結々花
ヴァンピール…結々花はあんたなんかに屈しない!!
ヴァンピール
ちょっとちょっとー、落ち着いて。観客が多くて燃えるなー。ね、ラルズちゃん♪
みんなあとでたっぷり可愛がってあげるね…♪
ラルズ
あらら?隠れていたのに旦那様にばれてしまいましたわ。
ララ
あっ、公爵が消えてしまいました!ってラルズちゃん!?一体どこから…。
ラルズ
プライドが高い旦那様が惨めに負ける姿を拝みにきましたの。
正直、貴方たちが旦那様に敵うなんて思っておりませんのに…なぜか信じてしまうんです。
ラルズには分かりませんけど、仲間ってすごいものなんでしょう?
ララ
そうです、私達は一人じゃないんです!みんなで協力すれば怖いものなんてありません!
みつば
…私も…仲間なの?…私は元レッドシャドウ特殊戦闘員で…
結々花
もーみつばちゃんは頭がかたいよ!
結々花もみつばちゃんもあいつを倒したい!同じ目的でしょ?なら一緒に戦えばいいじゃん!
みつば
でも、私は…っ!
結々花
うるさーい!これからは結々花の前で『でも』は禁止!!
ラルズ
…よく分かりませんわ…。
ララ
ふふ、みんなだいぶ緊張も解けてきたみたいですね。
……さっき、公爵が現れた時…貴方も私を庇ってくれましたよね?…ありがとうございます。
貴方の事ですから、無茶するんじゃないかとヒヤヒヤしちゃいました。
ちゃんと自分の事も考えてくださいね?…考えてるって…もう、本当ですか?
じゃあ無茶はしないって約束してください!…はい、指切りげんまんです♪
公爵
この俺が…負けた…?そんなはずない!!!俺は世界を支配するに相応しい存在だ…そんなはず…
ララ
負けを認めてください!
公爵
…ッ…。
ララ
貴方の力は確かに強いです。きっと私一人じゃ敵いませんでした…。
でも、私には仲間がいます!貴方を、レッドシャドウを倒すために一緒に戦ってくれる仲間が…
公爵
くだらない!くだらない!!!
仲間?みんな俺の玩具だろうが…そんな奴らになんの価値があるんだよ!!
結々花
いい加減にしてよ!!結々花はもうあんたなんか怖くないっ!!!
結々花は大好きな人たちがいるこの場所で生きていくの!
みんなと一緒なら毎日が楽しくて、あんたの事なんかすぐに忘れてやるんだから!
ララ
結々花ちゃん…。私だって貴方のことこれっぽっちも怖くありません!
公爵
…ククク…お前らって本当に馬鹿だねぇ。本当に馬鹿すぎて可愛いよ。
はぁ…。レッドシャドウもヴァンパイアの世界もどうでもいいや。
ララ
へ?
公爵
とりあえず俺は強気なララちゃんと結々花ちゃんをどうやって手に入れるか考える事にするよ。
ララ・結々花
いや…それはちょっと…。
マギー
あの変態馬鹿ッ!!
…はぁ…レッドシャドウを維持するのはもう難しいでしょう…。
ただこのまま引き下がるわけにはいきません…私がリセットしなければならないのですから…。
この穢れた世界を…0に戻さなければ…。
   

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