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リオン |
ブラッドマスター…。あの男の…君影のことを心配しているのか?
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ララ |
廃墟では君影さんは自ら姿を消し、追うことができませんでした。マスターさん、とても心配ですよね…。
君影さんは言っていました、自分とヴァンパイアとどちらが大切か、考える時間をあげると…。
だからきっと私たちの前に姿を現すはずです。
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リオン |
蒼聖の教団は人間が作った組織…だが、ブラッドマスターたちももう分かっている通り、
既に人間ではいられなくなっている者も多い。…僕やリンカのように。
強さを手に入れるのは一番の目的だけど「そうせざるをえない」というのもある。
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ララ |
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リオン |
教団には使徒などの強大な力が蔓延しているから、人間のままでは体が耐えられなくなるんだ。
末端の教団員であれば、その強大な力にも近づく機会はないからそこまで影響はないんだが。
君影は『人間』のまま、幹部という地位についている。
つまり、人間でありながら何か特殊な力を持っているのかもしれないな…。
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ララ |
…あの時、君影さんはとても辛そうに見えました。
もう既に、かなりの負担が体にかかっているのかもしれません。
早く、私たちヴァンパイアがマスターさんを洗脳しているという誤解を解いて、
教団から離れていただくべきです…!でないと…
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丞 |
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ララ |
…君影さん! |
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丞 |
何が誤解だ…、お前らヴァンパイアは人間の血が欲しいだけだろうが。
ヴァンパイアは人間に化けて人間界に紛れ込んで生活しているからな…
その能力でこいつを洗脳して、人柱にでもする気だろう!
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ララ |
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丞 |
こいつは昔から優しかった…自分のことより他人のことを優先してしまう。
…俺は物心ついた時にはヴァンパイアの存在に気づいていた。そういう特異な『体質』だった。
そのせいで周りからは変わり者だと言われた…嫌がらせする奴もいた。
だが、こいつだけは俺に優しく接してくれた。周りにどう見られるかも気にせずに。
そんなこいつの周りから、異質な気配を感じ始めたんだ。
…それは、こいつとお前が出逢った頃だよ、ヴァンパイア王の末裔!
こちうの後をつければ、大体お前が近くにいるじゃないか。
人間であるこいつを危険な目に遭わせて…怪我をさせて…もう利用するのはやめてくれ。
安心しろ。俺がお前を救ってやるからな…。
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ララ |
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丞 |
うるさい!!…キサ、相手してやれ。
…キサ?聞こえないのか。
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キサ |
いやだ…。 |
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丞 |
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キサ |
私、ここに来てからずっと痛くて辛かった!
あなたは、ブラッドマスターはヴァンパイアに利用されてると言った…
じゃあ教団は…?私を利用してるじゃない!助けるふりをしてたくさんひどいことをした!!
もう許して…私は望んで悪魔の力を持って産まれたんじゃない。普通に生きたいだけなのに…
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丞 |
悪魔アスタロトとヴァンパイアの娘が普通に生きる?笑わせるな!
お前ら化け物は必ず人間を傷つける悪しき存在だ…!!
ぐ…はあ、はあ…。
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ララ |
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丞 |
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ララ |
…君影さん、なぜそれほど無理してまで教団に属するんですか…?
あなたの体はボロボロに見えます…そうなったのは教団にいるせいではないんですか?
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丞 |
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ララ |
…確かにマスターさんを戦いに巻き込んだのは、この私です。
ですが…誰かのために行動する、困っている人の力になろうとする姿こそ、
あなたがよく知るマスターさんではないですか?
マスターさんは洗脳なんてされていない。自分の意志で、私に力を貸してくれているんです。
だから今こうして、あなたの目の前にいるマスターさんは、
大切な友であるあなたを心配しているんですよ。
そうですよね?マスターさん…。
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丞 |
……。 |
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ララ |
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これ以上ノ邪魔は赦さなイ…私は運命ヲ手に入れル…そして母ヲ取り戻ス…!!
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